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マスゾエ騒動はもう終わりにしよう。

16年06月15日

No.1834

マスゾエ騒動が、ようやく終わりだ。政治を、早く本筋に戻さなければならない ─ もちろん、参議院選挙だ。公示日まで、あと1週間しかない。あまりニュースになっていないが、安倍首相はコツコツと地方回りをしている。しかし、国民はバカではない。いくらあがいても、口を(つぐ)んでも、大騒動しているマスゾエ問題の責任者は、安倍首相と山口委員長なのである。

「マスゾエ問題を突き詰めて考えれば、『いったい誰が、舛添東京都知事を誕生させたか』に行き着く筈である。誰かが、“製造者責任”と言っていた。舛添東京都知事を誕生させたのは、自公“合体”政権以外の何者でもない。マスメディアは、東京都知事選で安倍首相と山口公明党委員長が舛添氏と一緒になって演説している映像を、どうして流さないのだろうか。」

以上は、永田町徒然草No.1831「舛添問題のバカ騒ぎは、何なのだ」からの引用である。さすがに、一部の報道では“遠慮がち”に流している。もっともっと、どんどん流せと言いたくなる。それは、マスゾエ騒動で政治の最大の関心事をネグレクトしたマスメディアの、せめてものエクスキューズである筈だ。そうでなければ、官邸のイヌと言われても仕方がない。

それにしても、マズゾエ報道に出演した元知事たちや評論家の張り切りようは、大変だった。久々に脚光を浴びて、少々興奮したのであろう。しかし、残念ながら政治の本質からズレた発言が多かった。マスゾエ報道を仕掛けている、官邸や大手マスコミの意図を明らかにして欲しかったし、本筋の参議院選挙にこそ、ズバリ突っ込んだコメントをして欲しかった。

今日は、このくらいにしておこう。それでは、また。

  • 16年06月15日 11時44分PM 掲載
  • 分類: 1.徒然

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