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“生生流転”は、いいけれど…

15年11月29日

No. 1797

私は、女子フィギュアスケートのファンである。浅田真央さんが出てきてから特に熱心なファンとなったが、それ以前から結構好きだったのだ。その切っ掛けは、札幌オリンピックである。札幌オリンピックでは、優勝できず2位に終わったアメリカのジャネット・リン選手が、当時、大きな話題となった。それ以来なのである。しかし、男子フィギュアスケートの方は、ついでに見るには見るといった程度だった。

ところが、羽生結弦選手の登場以来、男子の方も見るようになった。今回のNHK杯のショートプログラムでは、羽生選手はトップであった。フリープログラムではどうなるんだろうかと思っていたので、実況中継を楽しみにしていた。羽生選手が、見せてくれた。歴代トップの322点という、圧巻の演技であった。凄い選手が、わが国からでてきたものである。女子では、宮原知子選手が優勝した。

宮原選手は昨シーズンも活躍したが、この1年で随分と成長していた。容姿も、かなり大人っぽくなっていた。新しいホープの誕生である。注目されていた浅田選手は、3位だった。しかし、浅田選手がこのまま終わることはないだろう。ここは、奮起して欲しい。それにしても、今やわが国は、フィギュアスケートでは強国の一つなのであろう。札幌オリンピックの時は、とても想像できなかったが…。

オウム真理教元信者の菊池直子被告人に対して、無罪判決が下された。報道を詳しく読むと、そもそも今回の起訴自体に無理があったようである。あの時は、オウム真理教関係なら、何をやっても許されるという雰囲気が支配していた。彼女も、写真入りで指名手配されていた。捜査当局が被疑事実としていた案件は、そもそも証拠が十分ではなかったのではないか ─ そんなことを感じさせる事件であった。自民党の一部から出ている“共謀罪”ができたら、こんなことは日常茶飯事となる。

安倍首相がCOP21に出席するために、パリに飛んだ。まぁ、良く飛び回る首相である。安倍首相は訪問先でいろいろな演説をするが、安倍外交が何を目指しているのか、私には一向に分からない。“法の支配”とか “価値観を共有する国々”とか言うが、そもそも、安倍首相に法の支配を口にする資格はあるのか。安倍首相の価値観なるものが、そもそも、日本国憲法に合致するものなのか。

安倍首相の演説を聴く世界各国は、安倍首相が、日本国憲法に盛り込まれている価値観を言っているものと理解するのである。しかし、安倍首相は、その日本国憲法の基本的価値観を大きく変えようとしているのである。それを知ったら、世界における安倍首相の評価は大きく変わるだろう。少なくとも、先進国・自由主義国では、驚かれるであろう。

国内問題でも、安倍首相がいったい何をしたいのか、よく分からない。予算編成に絡んで、軽減税率や一億総活躍社会の実現のための施策や予算が、毎日のようにニュース報道を賑わしている。これらを通じて安倍内閣が目指すものが、果たして国民に伝わってくるだろうか。第二次安倍内閣の発足後、いったい何本の“矢”が放たれたのだろうか。いったい何本の“矢”を放てば、国民の暮らし向きは良くなるのであろうか。それを検証する国民会議が、必要なようである。

今日は、このくらいにしておこう。それでは、また。

  • 15年11月29日 12時12分PM 掲載
  • 分類: 1.徒然

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