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“苛政”あるいは“末世”

08年07月02日

No.857

“ねじれ”論を3日連続で掲載したので、このリードを書くのは久しぶりの感がする。このリードは、永田町徒然草の序文であると同時に読者への私の日々のメッセージ・挨拶でもある。手紙を書くとき、私は書出しにやけに時間がかかる。ときには5~6回も書き直すことがある。この永田町徒然草も同じである。リードでいちばん難しいのが特に最後である

上の横長の写真が紫陽花から「麦藁帽と海」に変わった(まだ紫陽花が見えていたら、このページを更新してみて下さい)。この写真は私が撮ったものではない。このサイトのWebマスターの作品である。白川サイトを少しでも好くするために、Webマスターがいろいろと努力してくれているのである。Webマスターは私がこういうことを書くのを嫌う。ひょっとすると削除されるかもしれない。Webマスターは黒子に徹するものである、と頑なに考えている。だが今日はそのことを読者諸兄諸姉に紹介だけさせていただく。

もうひとつ大事なことを紹介させていただく。ときどき紹介させていただいている平成海援隊BBSのアクセスカウンターが20万ヒットを超えたことである。私は20万ヒット達成のお祝いの書込みをした。真面目に政治的な議論をするBBSである。そういうBBSが長く継続し、20万ヒットを超えたことを私は嬉しく頼もしく思う。最近では新しい書込み者も現れて、議論の幅が広がってきた。これからもアクセスが増えることを願っている。

それに関するレスで主宰者のニライカナイさんが、「苛政(かせい)は虎よりも猛(たけ)し」という『礼記』の言を紹介している。中国ではいまでも虎がいるのだろうか。もちろんわが国には古来から虎は棲息していない。昨7月1日から諸物価が一挙に高騰した。レギュラーガソリンが遂に1リットル180円を超えたようである。原油・ガソリンの価格の上昇は、あらゆる物価を高騰させる要因になる。自動車に頼らざるを得ない地方の人々にとっては、まさに「苛政は虎よりも猛し」という想いであろう。

しかし、自公“合体”政権はこれに対して何もしないであろう。いやする気がないのだ。ニュースで「もう車を捨てなければならないね」という人がいた。自公“合体”政権はガソリン税などの暫定税率を復活するときに、まさにそれが目的であると言っていたのだから、政策目的が達成しつつあるのだ。自公“合体”政権にとって今日の事態は大成功なのである。ガソリン税を復活したのは、まさに政治的理由であった。ガソリン180円時代を招いた主犯のひとりは、間違いなく自公“合体”政権なのである。その張本人に物価対策を期待することなどお笑いである

まさに“苛政”である。仏教用語でいえば、“末世”である。“末世”に加担しているのが、公明党である。公明党を支持しているのが、法華経を唱える創価学会である。これはもうブラックユーモアを超えている。私が“ねじれ”論を3日連続で書いた所以もここにある。野党は、“末世”に現れる如来あるいは菩薩(専門的にはどちらが正しいのかなぁ?)でなければならない。“苛政”の立ち向かう龍でなければならない。野党は己の役割を自覚しなければならない。本当の正念場だ。

それでは、また。

  • 08年07月02日 02時30分AM 掲載
  • 分類: 2.国内政治

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