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ジンギスカンを想起する

06年11月23日

No.257

永田町徒然草No.255で魁皇をちょっと褒めすぎたのが悪かったのだろうか、魁皇が3連敗してしまった。今日魁皇が朝青龍に負けてしまった。これで今場所も朝青龍の優勝だろう。それにしてもどうして、朝青龍はこんなに強いのか。いや、私にいわせるならば、他の力士はどうしてこんなに弱いのかということである。私がこれまでみてきた強い横綱というのは、大鵬であり、北の湖だ。栃錦や若乃花の時代は、まだ小さかったし、テレビがなかったので私はよく知らないのだ。

大鵬や北の湖は、みているだけで本当に大横綱だった。仕切っている時から大鵬や北の湖の強さが伝わってきた。大鵬や北の湖が負けるということは本当に滅多になかった。この二人が負ける時は相手力士の奇襲攻撃で、正面の真っ向勝負ではほとんど負けなかった。大鵬の全盛時代(柏戸が引退した後もかなり横綱を張っていた)、真っ向勝負で時々勝つのが大関豊山だった。北の湖のライバルとして輪島がいたが、輪島が引退した後真っ向勝負で北の湖に勝てた力士を私はいま思い浮かべることができない。私が友達に連れて行ってもらっていたクラブに時々北の湖が来ていた。場所中でも来ていた。4、5人で静かに飲んでいた。北の湖のファンだったが、声をかけたことはない。私が国会に出た後のことだ。北の湖は日本相撲協会の理事長としても堂々たる理事長ぶりである。私はうれしい。

大鵬や北の湖に感じたような大横綱という想いを、私は朝青龍に対しては感じることができないのだ。体格が大鵬や北の湖よりも小さく見えることもある。相撲の取り口が大横綱の勝ち方のような感じがしないところもある。私には、朝青龍が強いのではなく、他の力士が弱すぎる・ダラシなさ過ぎるという気がしてならないのだ。しかし、朝青龍の成績はこの調子でいけば徐々に大鵬や北の湖に迫りつつある。朝青龍が強いということなのであろう。こうなると私の朝青龍観も改めなければならなくなる。相撲に詳しい人の話を訊かなければならないと思っている。

朝青龍が勝ち名乗りを受ける時の表情をみていると私はジンギスカンを思い出す。私がジンギスカンに抱いているイメージは、朝青龍が勝った時みせる仕草・表情と完全にダブっているのだ。小兵・小勢力と軽く考えていた敵対者は、ジンギスカンに次々と敗れていった。そしてジンギスカンは大帝国を築いた。朝青龍をみているとその秘密はスピードにあったのではないかという気がする。確かに朝青龍の集中力とスピードは凄い。

そのNo.255で予告したように、この原稿からブログのシステムをうまく使った方法でupdateすることを前提に書いている。まだこの仕組みを私が理解できないので、updateの作業はWebマスターにやってもらっているのだが、読者が目にする画面はブログ方式だと判るはずである。私がいうのはなんだが、正直にいって従来のものより読みにくい気がする。これまでのようなカッチとした感じがない。しかし、updateのスピードは問題なく速くなる。またいろいろな作業をやらなければならないWebマスターの手間が省けるそうなのだ。いろいろな理由でこのシステムを採用したので、読者のご理解をいただきたい。

ブログの長所・特質といわれているトラックバックの機能などはいまのところまだつけていない。それは私の考えである。他のブログなどを見ていると、まだとても採用する気にはなれない。これまでも何度か書いたことがあるが、日本人はまともな意味でのデスカッションができないと思っているからである。

discussion のcussとは、怨むと呪うという意味なのだそうだ。disはいうまでもなく否定詞だ。discussion とは、どんなに激しく議論しても相手を怨んだり呪ったりしないということだ。しかし、日本人にとってこれはそんなに易しいことではない。ブログやBBSをみていると、匿名性のためであろうか、discussionなんてもんじゃない、最初から敵意剥きだしの書き物が多い。そんなものは、問題をより深く理解することに少しも役立たない。

ところで、No.248の「1年半ぶりの更新にあたり」で述べたメールに関しては、これをまた起動させました。このページの最上段のバーの「メール」の欄をクリックするとメール画面が出てきます。それが私のメールアドレスです。従来のks@liberal-shirakawa.netのメールボックスは、閉鎖しましたので私に届きません。このことをホームページに記載しないのは、スパムを防ぐためです。欧米的な意味におけるシティズン性がまだ完全に確立されたとはいえないわが国で、ネティズンを期待する方が無理なのでしょうか。残念ながら、これが悲しい現実です。

それでは、また。

  • 06年11月23日 10時03分PM 掲載
  • 分類: 1.徒然

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