ヘッダバイパス[j]ump
liberal-shirakawa.net 白川勝彦 Webサイト (HOMEへ)
白川勝彦へメールを送る
永田町徒然草を閲覧しています
自薦論文を閲覧します
白川文庫を閲覧します
フォトエッセイ即写一言を閲覧します
永田町徒然草
自薦論文
白川文庫
フォトエッセイ 即写一言
プロフィル
リンク

 

“元自民党リベラル派・生き残り組”の最後の訴え。

16年07月09日

No.1846

参議院選挙も、いよいよ最終日となった。政府与党とマスコミの“争点隠し”ならぬ“選挙隠し”作戦が、今回の参議院選の最大の特徴であった。その極め付きが、昨晩のNHKの『ニュースウオッチ9』であった。モノには限度というものがある。これは選挙後、大きな問題となるであろう。いや、問題にしなければならない(怒)。

このような卑劣な攻撃にもかかわらず、日本国民は、必ず大きな結果を出すであろう。私は、日本国民の叡智と良識を信じている。マスコミの言うような結果には、ならないだろう … いや、そんな結果を出してはならないのだ。その証拠として、この白川サイトへの異常なアクセスがある。実に、毎日40万人前後のアクセスがあるのだ。こんなことは、民主党政権が誕生した平成21年8月の総選挙でも、なかったことである。

32ある1人区すべてで野党共闘が成立し、野党統一候補VS.自民党候補の闘いが繰り広げられている。これは、戦後初めてのことである。ところで、32ある1人区の県の有権者数は、3941万人。それ以外の複数区の道府県の有権者数は、6719万人。これまでの実績によれば、1人区の県の投票率は高く、複数区の道府県の投票率は低い。実際の投票数でいえば、両者は同じくらいなのである。

複数区の道府県では、もともと野党が立候補しており、ここでは、与党VS.野党という構図なのだ。今回の1人区における与党VS.オール野党という構図は、戦後初めてなのである。すなわち、日本列島全部で、与党VS.野党という構図となっているのが、今回行われる参議院選挙の最大の特徴なのだ。これは、戦後初めてのことである。

戦後初めての事態なのであるから、何が起こるか誰にも分からないのだ。およそ選挙に対峙する者は、“戦々恐々として薄氷を踏む思い”で、これに向かわなければならない。想定外の結果が、必ず出るものである。与党ベッタリの御用評論家たちの予想など、あまりにも安直に過ぎる。いまや、御用新聞・御用テレビに成り下がったマスコミの予想にも当てはまる。

民進党の岡田代表の戦い方は、立派だった。共産党の志位委員長の戦い方も、立派だった。社民党の吉田党首および生活の党の小沢代表も、頑張った。どちらも議席数は少ないが、両党が間に立たなければ、野党共闘は決して実現していなかった。両党とも、非常に厳しい情勢にある。マスコミは比例区で1議席が取れるかどうかと予想しているが、絶対に両党とも最低でも1議席、望むらくは2議席以上を獲得して貰いたいと、私は念じている。

今回の、野党共闘という貴重な経験。この経験の中から、“野党の新しい生き方”が必ず生まれてくる。いつになるか分からないが、3年後の参議院選までに、衆議院の総選挙がある。それまでに、衆議院選の野党共闘態勢を作らなければならない。これが構築できれば、自民党・公明党で総議席の3分の2を超えている異常な事態をなくすことが、必ずできる。

いよいよ、明日は投票日だ。わが国の将来を決める、極めて重要な選挙である。その審判が、国民によってなされる。覚醒した国民は、国民の良識を信じて、心から呼び掛けなければならない。「私たちの力で、安倍政治にストップを掛けようではないか」と。必ず、多くの国民が応えてくれるはずである。これが“元自民党リベラル派・生き残り組”の白川勝彦の、心からの訴えである。

それでは、また。

  • 16年07月09日 06時25分AM 掲載
  • 分類: 2.国内政治

白川勝彦OFFICE   白川勝彦へメール送信 ]

Valid XHTML 1.0 TransitionalValid CSS!Level A conformance icon, W3C-WAI Web Content Accessibility Guidelines 1.0

Copyright©K.Shirakawa Office 1999-2016 - Web pages Created by DIGIHOUND L.L.C. All Rights Reserved ©1999-2016
Powered by Nucleus CMS. Page designed by James Koster.Ported to Nucleus by Joel Pan. Re-design and adjusted by DIGIHOUND L.L.C. © 2006-2016