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野党共闘、頑張る。

14年12月08日

No.1717

「たぶん明日(12月7日のこと)、日曜定番の政治番組では“選挙モノ”をやるのだろう。各党から党首か幹事長クラスが出てきて討論会をするのだろうが、あれはもうダメ、と私は思っている。」

これは、永田町徒然草No.1716「この静けさは何なのだ」の一文である。今朝私は、TBSの『時事放談』に続いて、フジテレビの『報道2001』をみた。冒頭少し見ただけだが、そのあまりの偏向ぶりに愕然とし、私は、新潟県5区で立候補している森ゆうこ(生活の党公認 民主党・社民党推薦)氏の応援に飛び出した。

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フジサンケイグループと言われるくらいだから、フジテレビの御用マスコミぶりは承知しているが、この討論会のメインテーマに“借金1000兆円”を取り上げると、冒頭打ち出したのだ。これだけで、この番組が何を狙っているかは明らかではないか。こんなものは、見るに値しない。怒りに震えて、私は、新幹線に飛び乗った。NHKでも『日曜討論』をやることは知っていたが、これもどうせ大同小異、“朝まで生テレビ”調になったのではないか。

なぜ、新潟県5区の森ゆうこ氏の応援に出かけたのか。それには、深い因縁があるのだ。平成15年(2003年)の衆議院総選挙で、私は新潟県5区から立候補した。それは、自公“合体”政権に対する対抗軸を作るという私の政治目標を実現するために、どうしても、立候補する必要と任務があったからである。出馬しないと目されていた田中真紀子さんが立候補したので、私は落選した。その時のスローガンは、「いまこそ政権交代」であった。結果は私に厳しかったが、悔いのない戦いであった。詳しくは旧白川サイトの2003年11月 衆議院総選挙をご覧いただきたい。かなりの分量があるので、選挙が終わってからで結構(笑)。

あの戦いも、厳しい戦いであった。その選挙に際し、当時参議院議員(新潟県選挙区選出・自由党)だった森ゆうこ氏が、本当に熱心に応援して下さったのだ。森ゆうこ氏の街頭演説は、本当に迫力があった。今回、森ゆうこ氏が新潟県5区から立候補した理由には、私が新潟県5区から立候補したのと同じようなものがある。新潟県5区選出の民主党前職である田中真紀子氏が立候補しないのであるから、私の場合よりも分かり易い構図だ。まさに、“スットプ the 安倍”の強力な候補なのである。

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私は、森ゆうこ氏が私のためにしてくれたように、街頭演説で、森ゆうこ候補への支援を心から訴えた。時々雪が舞う中であったが、多くの方々が熱く応援してくれた。前回の選挙は

  • 長島   忠義    80,448  自 前
  • 田中真紀子    51,503  民 前
  • 米山   隆一    35,725  維 新
  • 服部   耕一     8,296   共 新

なのである。いま、米山氏は森ゆうこ氏を応援しているので、勝つ要素は十分にあるし、勝たなければならないのだ

新潟県5区のような選挙区が、全国に90選挙区くらいはある。マスコミは、こういう選挙区で、野党統一候補、あるいは野党協力候補が軒並み苦戦していると伝えている ─ いや、意図的にそのように報道しているのだ。そして、冒頭に紹介したような番組を作って、“空爆”を仕掛ける。私は、政府がこれほど露骨にマスコミを使った国政選挙を見たことがないし、政府に、これほど迎合いや癒着したマスコミを見たことがない。私は改めて、“これはもうファッショじゃないかい。”と言いたい。

テレビで放映された討論番組をいくつか見たが、「“スットプ the 安倍”に収斂し、もっと国民の理解が得られるようにできないのか」と、つくづく思う。しかし、これが、わが“多弱団子党”の現状なのだ。あまり多くを求めても、ダメなのだ。今は、“スットプ the 安倍”が最優先なのだ。国民だって、安倍・自公“合体”体制やマスコミが考えるほどバカじゃない。小さいことには目を(つぶ)り、今は、多弱団子党の勝利のために、全力を果たそうではないか。

今日は、このくらいにしておこう。それでは、また。

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  • 14年12月08日 01時01分AM 掲載
  • 分類: 2.国内政治

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