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500万ヒットの感慨

13年11月09日

No.1618

平成25年(2013年)11月9日の正午少し前に、当 白川サイト ホームページのアクセスカウンターが500万ヒットを超えた。サイトの開設者として、私は大きな感慨を禁じ得なかった。当サイトは、平成11年(1999年)12月に開設した。途中2年くらい、事実上休止していた時期もあったが、それ以外はそれなりに更新してきて、今日に至っている。サイトのメインはもちろん、永田町徒然草である。

ゼロから始めて500万ヒットに届くまでには、実に14年が経過している。これを、長いとみるか短いと見るかは、人によって異なるだろう。この14年間で私が衆議院議員であったのは、僅か半年足らずに過ぎない。それ以外は、率直に言って不遇の時であった。しかし、その時々にやっていること・考えていること・言いたいことを、私はできるだけ正直に、永田町徒然草に書き綴ってきた。それは、私の(うめ)き声だったのかもしれない。

そんな永田町徒然草に、多くの方々が関心を示して下さったことに励まされて、今日が来たのである。いつもいっているように、当サイトにアクセスする方々の多くは、ホームページから入ってきてはいないのである。管理ページによれば、ホームページからアクセスする方々は、13%に過ぎない。逆算すると、この14年の間に、累計で3846万の方々がアクセスして下さったのだ。私が大きな感慨をもつのは、このことなのである。

私が当サイトを開設したのは、自民党が公明党との連立を画策している時であった。私はこれを阻止するために、当サイトを開設することにした。私が自民党と公明党との連立に反対する理由は、一言でいえば、憲法20条に反するからである。「信教の自由」は、憲法19条の「思想および良心の自由」とほとんど同列の、基本的自由である。自由主義の根本は、「思想、良心および信教の自由を侵してはならない、これを保障する」ことである

自由主義者である以上、憲法20条の「信教の自由は、何人に対してもこれを保障する」に抵触すると思料される自公連立には、立ち向かわざるを得なかった。自由主義者である以上、自公連立に反対することは義務であり、自由主義者であることの証明でもあった。私はその闘いに敗れたのであろう。勝ったと思っている自民党は、私が主張したように、自由と民主主義という魂を無くしてしまった。自由と民主主義を標榜した自民党は、死んでしまったのだ

今また、自由主義国家にとって死活的に重要である「批判の自由」が侵されようとしている。特定秘密保護法案である。自由な思想には、タブーなどあり得ない。自由な社会は、タブーの排除にその原点がある。特定秘密保護法案に対する反対が少しずつ、多くなってはきている。マスコミは、「マスコミの知る権利」に最大の関心があるようだ。しかし、自公“合体”政権が“特定秘密”と考える秘密に最も関心と疑問を持たなければならないのは、政治家・学者・公務員等なのである。

何が秘密?  それは秘密。」というキャッチからも明らかのように、権力が行おうとすることを検証し、これを批判する自由がなければ、権力は必ずおかしな事をやる。健全な自由主義国家は、危うくなる。これは自由主義社会の基本であり、常識である。権力のやることにタブーを設けようというのが、特定秘密保護法案なのである。

細かいことは分からなくても、「最近の自公政権がやろうとしていることは何かおかしいぞ、何か怪しいぞ」と、多くの人々が感じ始めているのではないか。実は今年の春ころから、当サイトへのアクセスが急に増えてきたのだ。それは、多くの人々が何となく感じ始めた不安や疑問に、永田町徒然草がなにがしか触れているからなのではないのか。私も、多くの人々に、現在の危険な傾向に危惧をもって貰いたいと切望しているのである。

こういう状況の中で、当サイトが500万ヒットを迎えた。何か、運命じみた感がする。かつてのように激しく(!?)永田町徒然草をupdateできないと思うが、これだけ多くの方々がアクセスして下さるのだから、できるだけ、その期待には応えていきたいと思っている。これまでの、多くの方々のアクセスに心から感謝申し上げると共に、これからも、当白川サイトへの励ましを、乞い願う次第である。それは、自由な日本が、おかしくなろうとしているからである

今日は、このくらいにしておこう。それでは、また。

  • 13年11月09日 06時42分PM 掲載
  • 分類: 2.国内政治

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