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2012年の終りに。

12年12月30日

No.1546

押し迫ってきた。2012年が暮れようとしている。読者諸氏にとって、今年はいかなる年であっただろうか。67年も生きていると、いかなる年も悲喜交々(ひきこもごも)というのが常である。人生とは、そんなものだ。嬉しかったことに感謝し、悲しかったことからは早く立ち直るのが、大事だ。しかし、なぜそのような悲しいことが起きたのかは、シッカリと反省して、同じような誤りを繰り返さないように努めるのが肝要である。人間など、誤りを通じてしか成長できない、悲しき生き物なのだ。

日本の政治も、同じだ。こちらの方は、立場によって悲喜交々の当事者が変わるのが、殆どである。自公"合体"政権側の人々にとっては、最後は“大万歳”だったのであろう。民主党などの人々にとっては、最後は“壊滅的な惨敗”だった。正直にいって、どこから反省していいのか分からない、反省する気力も起きないというのが、現状なのであろう。普通の人間ならば、そういうことも許されるが、政治家や政党の場合は、それは許されない。どんなに辛くとも、それをしない限り、次はない。

禍福は糾える縄の如し」という。政治の場合は、特にそうだ。大きな勝利は、増長を産み、転落の陥穽(かんせい)を掘ってしまう。大敗北しても“臥薪嘗胆”することによって、後日の大成を、基礎を身に付けられる。私が今、いちばん懸念していることは、誰が自公“合体”政権に対峙する旗を掲げ、臥薪嘗胆の道を踏み出すのか、だ。その道は厳しく困難であるが、その旗を掲げ雄々しく歩み出す者が、真の勇者である。

それでは、良いお年を。

  • 12年12月30日 06時25分PM 掲載
  • 分類: 1.徒然

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