フォトエッセイ 即写寸言

03月22日

旧日本人町跡

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アユタヤの中心からかなり離れた所に旧日本人町跡がある。そこでの記念写真。

 10年前に来た時にも、ここを訪れてた。その当時に比べ敷地内にいろいろな施設が作られており、多くの日本人観光客がいた。以前来たときにはそのようなものは殆どなかったとはっきりと記憶している。かなり広い旧日本人町跡地は、一面芝に覆われていた。タイの芝は私たちから見ると雑草のような感じがする。まさに“夏草や つわものどもの 夢の跡”という感がした。私にはその方が良かったような気がする。 

 最盛期には3000人の日本人がいたという。現地人や近隣諸国の従業員を加えると数千人が居住していたという。そこには首領がおり、1617年~1630年首領をしていたのが山田長政である。山田長政は商人というより王のけい警備隊長を務めたという。

 徳川幕府が鎖国政策をとらなかったら、江戸時代にも多くの日本人がタイや東南アジアに渡来していたのではないか。そうすると日本もかなり変わっていたのではないか。私は“民族の移動”というものに特に関心をもっている。

'08年03月22日の20時13分に分類その他で掲載しました。

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