フォトエッセイ 即写寸言

12月03日

※国会と銀杏

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結局、11月は1回もこの“即写寸言”のupdateができなかった。永田町徒然草は身体を使わなくても書けるが、即写寸言は身体を使わなければupdateできない。またいつもデジカメを持っていないとそもそも写真が撮れない。写真を撮っていると「一期一会」ということを感じる。「あぁ、これはいいなぁ」ということに接しても後で撮ろうとしても撮れることは滅多にない。この前タクシーで国会前を通ったとき、正門前の写真がすごく美しく見えた。12月2日私はどうしてもこれを撮ろうと思い、デジカメをもって勇んで出かけた。しかし、この数日間で風情はだいぶ変わっていた。黄葉がだいぶ落ちてしまったのである。それでも辛うじてなんとか雰囲気を伝えることができると思ってる。

この日は日曜日であった。国会の正門である。なんとも無機質な風景ではないか。正門の真ん前に無神経にパトカーを止めているところが今日の自公“合体”政権の本性を象徴しているではないか。私は長い間この正門を通っているが、こういう風景を見たことがない。国会は国民に開かれていなければならないのである。

'07年12月03日の11時12分に分類その他で掲載しました。

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