フォトエッセイ 即写寸言 月別アーカイブ
※真夏の明治神宮本殿の正面の鳥居
明治神宮の中央にある本殿正面の鳥居である。この鳥居の先には正面の門がある。その正面に本殿がある。今日はその中の紹介ではない。鳥居と一緒に本殿と他の空間を隔する木塀と竹柵を紹介する。日本建築のひとつの考え方が分かるような気がする。私は本殿に入る前に塀の周りを1周してから、本殿に入り参拝する。
なお、この写真を撮ったのは8月3日久しぶりに明治神宮に炎天下の散歩に行った時である。永田町徒然草No.889「炎天下の散歩の効用」を参照されたい。
[大きな画像で見る]
'08年08月05日の01時56分に分類その他で掲載しました。
本殿を取り囲む塀
本殿正面の鳥居の左右にこのような塀がある。この塀と竹柵に関しては下で述べる。
[大きな画像で見る]
'08年08月05日の01時34分に分類その他で掲載しました。
塀はこのようなものである。
上の写真の塀(?)に着目して撮ったものである。これは柵ではなくてやはり“塀”なのであろう。この内側に廟の塀のようなものがさらにある。この塀の役割は、神聖な本殿と廟のような塀を守ることにあるのだろう。中にある廟の塀はもう少し塀らしい。この塀は隔てるだけの役割しかない。だから、隠してはいないのである。隔てているだけなのである。
[大きな画像で見る]
'08年08月05日の01時28分に分類その他で掲載しました。
竹の柵と燈籠
二つ上の写真の竹の柵に着目して撮ったものである。竹の柵は人の落下を防ぐための柵ではない。竹の柵の外は藪である。竹の柵はこれを遮ろうとしている訳ではない。隠そうともしていない。藪と一緒に見るとこれは一種の造形である。燈籠もその用はないのだ。通常夜に明治神宮の境内に入れない。だからこの燈籠に火が灯もることがない。しかし、この燈籠があることによって、この一角が美しい空間となる。
[大きな画像で見る]
'08年08月05日の00時54分に分類その他で掲載しました。
白川勝彦OFFICE [ 白川勝彦へメール送信 ]
Copyright©K.Shirakawa Office 1999-2008
Web pages Created by DIGIHOUND L.L.C. All Rights Reserved ©1999-2008