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これが最後の「今月今宵」

7月2日(月)

これが最後の「今月今宵」

 ようやく7月となりました。昨年の総選挙が終った直後から、今回の戦いを考えていた私にとっては、長いながい1年でした。でも、いよいよ戦いの時が迫ってきました。諸準備もそれなりに整い、あとは公示日を待つばかりです。全国から寄せられた温かいカンパで、最大の難関だった供託金もクリアできそうです。いや、できると確信しています。

 候補者も見通しが立ちました。見識と勇気ある立派な候補者を擁立できます。1〜2名足らない場合には、最後は党スタッフから出てもらうつもりです。でも、最後の最後まで、私は素晴らしい候補者が現われてくれること待っています。もう日にちがありません。おられましたら、至急私と連絡を取って下さい。いま、わが国に必要なのは、しがらみを断って旅立つ勇気なのです。そうしないとこの国は、ダメになってしまいます。

 創価学会=公明党と正面から戦うことを決意したその日から、私の周りで、信じられないことが次々と起こりました。私は、鬼が出ても蛇が出ても驚かなくなりました。創価学会=公明党と正面から戦うことは、猛烈にプレッシャーがかかるのだと思います。ですから、私はそうした人たちを責めるつもりはありません。しかし、私はだからといって、戦いの意志を阻喪したことは一度もありません。ここで、私までも戦いをやめたら「それこそ相手の思う壺」と考えたからです。

 特に、2月4日の決起の日から、予想していたとはいえ、信じられないことの連続でした。あの人だけは絶対に私を理解して下さっていると信じていた人が、残念ながら力になっていただけない─そんなことの連続でした。もう、最初から期待など一切しないことから出発することにしました。そう思うと、不足の思いはまったく出てこないものです。そして、無いないづくしの戦いにご協力してくださる方がこんなに多くいらっしゃる、ということが、ありがたく思えるようになりました。

 私自身は何も変わっていないのに、自民党を離党しただけで、こうも変わるものかと思うと、私には万事が不思議に映りました。私にとって自民党は、一人の自由主義者として、自分の理想を貫くために所属していただけのことであり、その自民党が自由主義者がいる党でなくなったならば、決別することに何の未練もありませんでした。そして、私のこれまでの言動を見ていただいていたのなら、それはそれなりに無理のない連続線上にある行動だ、とお分かりいただける。そう、私は思っているのです。

 日本の自由は、いま本当に深刻な危機に直面しています。小泉首相が誕生して、事態が少しでも変わったのでしょうか。否です。むしろ小泉内閣になって、その危険がましたとさえ、私には思えてなりません。批判精神の欠如は、ファッシズムの呼び水なのです。いま、私が一番愁いているのは、ジャーナリズムの崩壊です。社会の木鐸(ぼくたく)などという言葉は、いまや死語になりつつあります。報道の危機は、民主主義の危機でもあります。警鐘を乱打せずにいられません。

 私はいま、日本の自由の、わが国の民主主義の最前線に立って戦っていることを実感せざるを得ません。これは、決してうぬぼれなどではなく、深い憂いを込めての嘆きです。それだけに、20有余年にわたりおおぜいの方々のお世話になり、政治家として育てていただいた私としては、私のすべてを投げ打ってでもやらねばならない戦いだ、との思いが強まるばかりです。

 こんなギリギリの思いと状況の中で5月間戦ってきただけに、この間に受けた多くの方々の温かいお力添えに、感激せずにいられません。この場を借りて、心から御礼申しあげます。そして、誰かが絶対にやらなければならない戦いと確信するだけに、私は、これまで何度もなんども、何の遠慮もなく、「実があるなら、今月今宵。一夜明ければ皆が来る」とお願いしてきました。

 そして、ついに7月になりました。まだまだ足りないものがいっぱいあります。強がりをいってはいますが、やせ我慢をしているだけなのです。日本の自由を守るために、この戦い、どうしても勝ちたいのです。ご貴台の絶大なるお力をお借りしたいのです。どのようなお力添えも、いまの私にはありがたいのです。改めて、重ねてお願いします。来月はもういいません。

「実があるなら、今月今宵。一夜明ければ皆が来る」

2001年7月2日 
新党・自由と希望
 
代表
 白川勝彦

7/11掲載「これがホントの今月今宵」へ

赤丸選挙運動資金のため「カンパのお願い」赤丸

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