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白川 勝彦

8   「張子の虎の自民党は終わりを迎える」

1文字アキ最近の選挙結果を見ていると、どうやら国民も自民党が張子の虎であることに気がつき始めたように思います。

1文字アキ長野と栃木の県知事選や東京21区の補欠選挙で、自民党の推す候補が敗れたことが、そのことを如実に物語っています。これらは決して偶然ではありません。
1文字アキ中でも注目すべきは、栃木県知事選です。長野の田中康夫さんや東京21区の川田悦子さんは、あれだけマスコミが大きく取り上げれば、普通は勝つものです。
1文字アキしかし、栃木の福田昭夫さんは違いました。マスコミの援護がなかったのに加えて、保守王国と言われる土地柄の栃木県で、自民党に勝ったのです。
最近では千葉の県知事選で、無党派の堂本暁子さんが1ヶ月間という短い運動期間で、しかも36.88%という低い投票率であったにもかかわらず、当選しました。国民は自分たちが勇気をもって立ち上がれば自民党をやっつけることができると気づき、喜々として行動したのです。まさにリベラル市民の勝利といえるでしょう。

1文字アキ話は変わりますが、2000年11月、加藤騒動が起こりました。
1文字アキこのときほど、私は「以心伝心」ということを強く感じたことはありません。なぜなら、私は加藤氏の側近中の側近と言われ、加藤氏とは23年間、政治活動をともにしてきましたが、自民党離党−新党結成ということを考えていた関係で、総選挙後は加藤氏とは会っていなかったからです。

1文字アキにもかかわらず、兄貴分であり永年の同志である加藤氏は、私と同じことを考えていた。まさに、わが意を得たりという想いでした。この加藤騒動が起こったとき、国民の多くが加藤氏に期待をしました。加藤氏が自民党の政治を変え、日本の政治に大きな変革をもたらしてくれるだろうと……。1文字アキしかし、結果は皆さんご存じの通り、残念な結果に終わってしまいました。もし、私が国会議員として加藤氏の側にいたとしたら、決してあのような結果にはさせていなかったはずです。仮に、加藤氏の決起を成功させることはできなかったとしても、最低限、私は加藤氏と二人だけでも本会議に出席し、不信任案に賛成票を投じていたことでしょう。

1文字アキただ、この加藤騒動を通じて国民は、政治家の中にも優良債権と不良債権があるということを感じ取ったのではないかと思います。おそらく、国民の目には、加藤氏たちのグループは優良債権であり、逆に不信任案に反対したグループは、たとえ田中真紀子氏であろうと小泉純一郎氏であろうと、みんな不良債権に見えたのではないでしょうか。加藤騒動のあと、加藤派が分断され、切り刻まれていく姿を見て、多くの国民は自民党の中のリベラル派は殲滅され、死滅させられたという想いを強くしたことだと思います。
1文字アキそういう意味では、失敗に終わったとはいえ、加藤騒動が国民に与えた影響は非常に大きなものがあったと言えるでしょう。

1文字アキ自民党は政権に群がる団体だけでなく、自由を愛し、民主的なものを愛する健全な保守層によって支えられてきた政党であるということは、前にも述べたとおりです。
1文字アキしかし、現在の自民党の状況はどうかというと、そういう健全な保守層がどんどん自民党から離れていっているのが実情です。
1文字アキ第一次離脱が始まったのは、1999年10月5日の自公連立からです。その結果、自民党は2000年の総選挙で大敗しました。第二次離脱は、言うまでもなく加藤騒動後です。自分たちの声をまさに代弁していた加藤氏を、リンチにかけてなぶり殺しにするような自民党を見て、もう自民党には良識やリベラルなものは期待できないと、離れていったのです。

1文字アキそして、私はまもなく第三次離脱が始まると思っています。おそらく自民党は次の参議院選挙で惨敗するでしょう。そうすると、自民党の政権もそう長くは続かないだろうという雰囲気になり、これまで政権党であるがゆえに自民党を応援していた有象無象の支持者たちも、一斉に雪崩をうって離れていってしまうというわけです。
1文字アキそうなれば、自民党は終わりです。完全に息の根を止められてしまいます。。しかし、第一次離脱にしろ、第二次離脱にしろ、これから始まる第三次離脱にしろ、それらはすべて自民党の自業自得なのです。遠慮はいらないのです。自分たちが不自由非民主党になるのは勝手ですが、日本を不自由で非民主的な国にしようという者に遠慮などしていてはダメなのです。
1文字アキ自民党を倒すことが日本を良くすることになるのです。

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