タイトル画像(小)クリックしてください。HOME | 主張 | 略歴 | 著書 | 永田町徒然草目次 | 論文

1999年最初の徒然草(No.1)へ2000年最初の徒然草(No.10)へ前へ画像:永田町徒然草次へ最新の徒然草へ

いろんなことが次々と起こります!

1.秘書の再逮捕について

透明スペーサー昨4月19日、藤巻秘書が再逮捕されました。私は、藤巻秘書から逮捕された被疑事実については直接何も聞いておりませんので、次のようなコメントを発表しました。

 

巻秘書の再逮捕は誠に遺憾なことである。
報じられている被疑事実については、藤巻秘書から何も聞いていないので事実を調査の上、追ってコメントいたします。

透明スペーサー衆議院議員 白川 勝彦

 

透明スペーサーなお、再逮捕後に藤巻秘書と接見した弁護人を通じて「藤巻秘書はこの件についても、もみ消しを依頼していない」といっていると聞いております。

2. 公明党が私を刑事告訴

透明スペーサー昨日午後4時すぎ、公明党冬柴幹事長は公明党が私を東京地方検察庁に刑事告訴したことを記者発表をしました。新聞記者から告訴状の写をもらいましたので、ここに掲載します。

complaint2.gif (6984 バイト)

告訴状1
complaint4.gif (15022 バイト) complaint3.gif (9114 バイト)
complaint6.gif (16073 バイト) complaint5.gif (13438 バイト)

(下記は上記告訴状全文です)

 

告 訴 状

〒160―0012 東京都新宿区南元町十八番地
告訴人 公明党
代表者代表 神崎武法

〒102―0083 東京都千代田区麹町三丁目七番地四 秩父屋ビル五階
新麹町法律事務所 電話 〇三(三二三四)〇五一一
FAX 〇三(三二三四)〇五一〇
右告訴人代理人
弁護士 福島啓充
同 若旅一夫
同 桝井眞二
同 井田吉則
同 豊浜由行

〒102―0085 東京都千代田区六番町一一番地三 エクサス六番町二〇二号
光伸法律事務所 電話 〇三(五二七六)七五四一
FAX 〇三(五二七六)七五四四
右告訴人代理人
弁護士 松村光晃
同 築地伸之
同 山下幸夫
同 中村秀一
同 田中秀浩

〒108―0074 東京都港区高輪三丁目十三番地五七号
被告訴人 白川勝彦
〒943―0814 新潟県上越市大字岩木一〇四四番地の二
被告訴人 真保正義


透明スペーサー告訴の趣旨

透明スペーサー被告訴人らの左記行為は刑法二三〇条の名誉毀損罪に該当するので、捜査のうえ厳重に処罰されたく告訴に及びます。

透明スペーサー告訴の事実

透明スペーサー被告訴人白川勝彦(以下「被告訴人白川」という)は、衆議院比例代表区北陸信越ブロック選出で、自由民主党所属の衆議院議員であり、被告訴人真保正義(以下「被告訴人真保」という)は、白川勝彦事務所に所属する被告訴人白川の秘書であり、被告訴人白川は自由民主党に所属しながらも、告訴人と自由民主党との連立政権、いわゆる自自公連立に対し、批判的な姿勢を明確にしているものであるが、被告訴人白川の秘書が新潟県警察本部の警察官に対し、交通違反事犯のもみ消しを依頼したことで、平成十二年三月十九日に警察官二名が、同月二六日には、被告訴人白川の私設秘書藤巻昭男(以下「藤巻」という)ら三名が、それぞれ公電磁的記録不正作出罪(刑法一六一条の二)等の容疑で逮捕されたこと(以下「交通違反もみ消し事件」という)に関し、被告訴人白川は、右事件が告訴人及び創価学会の謀略によるものであるとの虚偽の事実を繰り返し公然と表明していたものであるところ、
 被告人白川は、「週刊実話」平成一二年四月二〇日号二一頁以下の、タイトル部分に「組織的いやがらせ殺到」「『謀略だ!』」「白川代議士が激白」との記載があり、記事冒頭部分に、三月二七日の緊急記者会見の席上で被告訴人白川が自らの潔白と藤巻のもみ消し依頼容疑を否定した事実が紹介されている記事中において、
「今回の一連の騒動は明らかに奇妙です。陰謀めいたもの、誰かが白川先生を狙い撃ちしたような印象を受けるのですが」とのインタビュアーによる質問に対し、新潟県警が「交通違反もみ消し事件」の捜査を開始した端緒となったのは、警察やマスコミ各社への匿名による多数の通報であり、「これは一人の人間が義憤に駆られて通報したものではないでしょう。何らかの組織的なグループが仕組んだことは疑いようがない」(二二頁)
「この匿名のタレコミが入った時期についても、謀略的なものを感じるとお聞きしたんですが」との質問に対し、「秘書の藤巻が3万円の商品券を受け取ったのは昨年11月ころです。その直後くらいに、事実を知った人間が誰かに喋る、ということはあるかもしれない。だが2月の末にもなって通報するものでしょうか。『政教分離を貫く会』を立ち上げたのがちょうど2月の18日。そして私が自らの著書『政教分離原論・自自公を批判する』を出版する、と対外的に表明したのが2月中旬。時期的に奇妙な共通性があるんですよ」(同頁)
「今回の騒動で『政教分離を貫く会』の活動に、支障が出ているということはありませんか」との質問に対し、「もし、今回の事件がある狙いを持って引き起こされたものだとしたら・・(中略)・・実質的な政教分離がなされていない創価学会・公明党が仮に攻撃を仕掛けてくるようなことがあり、それを許したならば、日本は恐怖政治の世の中になってしまう。まともなことが何も言えなくなる。私は政治家ですから受けて立ちますが、一般の方にもこんなことがなされる社会に必ずなる。そんな世の中だけは絶対に作りたくないのです」(二三頁)
等と述べ(以下これらを「本件発言」という)、あたかも告訴人が、告訴人と自由民主党等との連立に反対する被告訴人に対して、「交通違反もみ消し事件」を捏造し、もしくはこれを利用することによって、不当な攻撃を仕掛けたかのような虚偽の事実を述べ、告訴人があたかも反対勢力には手段を選ばずに攻撃を仕掛けるような反社会的な政党であるかの如き印象を与え、もって公然事実を摘示して告訴人の名誉を毀損し
 被告訴人白川及び被告訴人真保は、共謀の上、同年四月一〇日頃、同月十八日に開催を予定している「衆議院議員白川勝彦君を激励する集い」の案内状に同封した「白川事務所真保正義」作成名義にかかる「日頃お世話になっている皆様へ」と題する書面において、「交通違反もみ消し事件」に関し、「今般の出来事を振り返り、まず二回に渡る警察庁の一報の私共に対する情報の入り方の不自然さ等、納得のいかない事が多々ありますが、今後の捜査の状況を見守っていく所存でございます。今回の事件については、正に公明党・創価学会の影を痛感致し」と記載して(以下「本件記載」という)、これを新潟県上越市稲田一-六-一二所在の小林匠建設株式会社外多数の会社、個人等に送付し、右一と同様の全く虚偽の事実を流布させ、もって公然事実を摘示して告訴人の名誉を毀損したものである。

透明スペーサーなお、告訴状で名誉毀損にあたると指摘されている『週刊実話』の記事は次のとおりです。ちょっと読みにくいかもしれませんが、特に指摘されている部分に赤線を付しておきました。

『週刊実話』の記事・指摘されている部分に赤線

透明スペーサーこの告訴についてコメントを求められましたので、次のような談話を発表しました。

透明スペーサー公明党が私を名誉毀損罪で告訴したこと、そして告訴状の写しをマスコミを通じて見させていただいた。
透明スペーサー告訴状で指摘されている週刊誌上での私の発言は、公明党や創価学会の名誉を毀損していないと思料する。
透明スペーサーなお、『聖教新聞』などで正視にたえない私に関する記事が多数あったが、私はこれらを政治的言動としてこれまで問題にしてこなかった。しかし、これらが私に対する名誉毀損になるかならないか弁護士から検討してもらい、法的措置をとることを考えたい。

衆議院議員   白川 勝彦

3.創価学会から届いた「謝罪要求書」

透明スペーサー平成12年4月15日付の「謝罪要求書」が翌16日、私のもとに届きました。

透明スペーサーここにこれを掲載します。なお、この謝罪要求書の中で触れられている私の真保秘書が出した「日頃お世話になっている皆様へ」と題する書面もあわせてお読み下さい。

apology1.gif (6441 バイト)

apology2.gif (15056 バイト)

apology3.gif (14661 バイト)

apology4.gif (6336 バイト)

謝罪要求書

透明スペーサー当会は、平成一二年四月七日、上越デュオセレッソにて行われた「白川勝彦代議士政治活動二五周年記念講演会」において貴殿が行った当会の名誉を毀損する発言及び貴事務所の文章につき、貴殿に対し、以下のとおり厳重に抗議するとともに、発言の撤回及び文書の回収、並びに謝罪を求めます。

透明スペーサー貴殿は、右講演会において、いわゆる「交通違反もみ消し事件」に触れ、あろうことか事件が自分を陥れるための謀略であり、その謀略を仕掛けたのが創価学会であるかのように公言しております。

透明スペーサーすなわち、貴殿は講演の中で、「もみ消し事件」について、自分のホームページに「白川さん、やられましたね。これは創価学会の謀略ですよ」、「ここは、そういう体質なんです、こんなのに負けちゃだめですよ」などという電子メールが寄せられたことを挙げて、「まあ事実かわかりません。私も警察官じゃありませんから。ただ多くの人はそう見ているんだなあということを感じましたし、もし私もそういう証拠があればハッキリしたいと思います」と発言し、今回の事件が、あたかも創価学会の謀略であるかのような印象を不特定多数の聴衆に与えて、当会の名誉を著しく毀損しております。

透明スペーサーまた、貴事務所の真保正義名で企業等に送付されている「日頃お世話になっている皆様へ」と題する文書においても、「今回の事件においては、正に公明党・創価学会の影を痛感致し」などと記載して、当会が本件事件に対して何らかの関わりを持っているかのような印象を与えて当会の名誉を毀損しております。

透明スペーサーしかしながら、今回の事件は、すでに新聞紙上において報道されているように、当会には何の関係もないことであって、すべて貴事務所関係者が関わっていた問題であることが判明しております。

透明スペーサーそもそも、貴殿はこんかいのじけんについて、自らの事務所の不祥事であるにもかかわらず、社会に対してなんら誠意ある対応をせず、悪質な開き直りと責任転嫁に終始しています。

透明スペーサー先の講演に際しても、「数ある中で、なんでこの一件だけがこんなに大きく騒がれているんだろう。という意味深のことがありましたけども、だいたいこの事件が何故このように発覚し、かつ朝日新聞にいたっては一面トップが三回もあったんでありますが、そんなに大きく取り上げるほどのことだったんだろうか」などと述べております。すなわち、みんながやっっていることなのに、何故自分だけが責められるのか、取り上げたマスコミのほうが悪い、と言わんばかりであります。自らの現役秘書らが関与した不祥事であるにもかかわらず、それを棚に上げ、当会に対して責任を転嫁するとは、呆れはてた開き直りとしかいえません。

透明スペーサーよって、当会は貴殿の名誉毀損発言及び文書につき、貴殿に対し、厳重に抗議するとともに、本文書の到着後七日以内に、右発言の撤回、右文書の回収並びに謝罪をなすよう要求するものであります。

透明スペーサーなお、万一、貴殿が誠実な対応をされない場合には、然るべき法的措置をとることも検討していることを予め申し添えます。

平成十二年四月十五日

透明スペーサー新潟県長潟二の二六の一
透明スペーサー新潟県創価学会
透明スペーサー総県長 金子重郎

上越市木田一丁目七番一七号
白川勝彦事務所
白川勝彦殿

(この郵便物は平成拾弐年四月拾五日70466号書留内容証明郵便物として差し出したことを証明します 新潟中央郵便局長)

(上三枚:公明党からの謝罪要求文、下:真保秘書の書面)

真保秘書の書面


透明スペーサー公明党からの謝罪要求文には「7日以内に、右発言の撤回・右文書の回収ならびに謝罪をなすよう要求するものであります。なお、万一、貴殿が誠実な対応をされない場合には、然るべき法的処置をとることも討していることを予め申し添えます」とあります。もちろん回答はするつもりです。どういう風に回答したらよいか、皆さんも考えておいて下さい。私の回答は、追って掲載します。

4.とにかく、不本意な・不可解な・不条理なことで何かと煩わされております。しかし、これは私に対するひとつの攻撃でしょう。こうしたことに負けてはならないと胆に銘じております。これは、私が運命的にしなければならない戦いであり、私にしかできない戦いであると腹に決めております。いかなることがあろうが、絶対に屈することはありませんからご安心下さい。

15:15           議員会館にて

名前「白川勝彦」毛筆体画像透明スペーサー

1999年最初の徒然草(No.1)へ2000年最初の徒然草(No.10)へ前へページの先頭へ次へ最新の徒然草へ
クリックしてください。ページの先頭へ戻る | 永田町徒然草目次


白川勝彦OFFICE
〒100-8981 東京都千代田区永田町2-2-1-209 議員会館内
katsuhiko@liberal-shirakawa.net
PHONE 03-3508-7705

Copyright© K.Shirakawa Office 1999
Web pages Created by Over Rev Co.,1999