旅に病んで夢は枯野をかけ廻る
(04/30 1.徒然)

No.1904
旅に病んで夢は枯野をかけ廻る
今回体調不良で入院して以来、芭蕉のこの俳句が私の心から離れない。芭蕉は、俳句の極致を求めてその生涯を尽くした。その最中に、病に倒れた。その病中で詠んだ句だという。芭蕉にとって、俳句の極致は旅をする中ではじめてみることができたのではないか。その旅ができなくなって、俳句の極致に近づけないので、悶々として読んだのではないだろうか。

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