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所詮はバーチャルな…

09年04月24日

No.1150

昨日は久しぶりにお休みを頂いた。永田町徒然草は休みであったが、私はもちろん仕事である。裁判でどうしても京都に行かなければならなかったのだ。私は朝が苦手なので、前日のうちに京都入りしておいた。久しぶりの京都であった。午後7時過ぎにはホテルに到着した。

夕食時であった。せっかく京都に来たのだから京都ならではのものを食べようと思っていた。投宿したホテルの近くに南禅寺があった。かつて友人に連れられて湯豆腐を食べたことがあった。運転手さんに「まだやっていますかね」と尋ねると「夜8時過ぎまではやっていますよ。夜になると天ぷらなどが付いたちゃんとしたものが食べられますよ」と教えてくれた。こうと聞いたら、まずは湯豆腐を食べなければならない(笑)。

10分くらい歩いたところに南禅寺があった。お寺の方はすでに閉まっていた。しかし、南禅寺参道の湯豆腐屋はちゃんとやっていた。お客は少なかった。私は“湯豆腐定食?”を頼んだ。湯豆腐セットに野菜の天ぷらとご飯が付いているという。湯豆腐が出来上がるまで庭に出た。なかなかの風情である。京都にいるという感がした。しばらくすると湯豆腐は出来上がった。いろいろな付け合わせがあって“とりあえずの夕食”ではなく堂々の夕食となった。

南禅寺の付近をしばらく歩いてホテルに戻った。インターネットを見れると思ったのだが、ビジネスセンターは夜はやっていないという。部屋のテレビもアナログテレビだった。アナログだろうがデジタルだろうが、テレビで映る映像など所詮はバーチャルな情報に過ぎないのだ。私たちは自らの五感で直接体験することを大切にする必要があるのではないか。食事などはそうだ。いくら美味しそうな料理をテレビで見せられても、お腹がいっぱいになる訳ではない。

私たちは、テレビの映像で見たことを実体験と錯覚するキライがないか。バーチャルな情報に満足せずに、実物を見ることを心がけなければならないのではないか。そうすると需要も喚起されるであろう。政治情報など多分に操作されている。鵜呑みにするのではなく、自分の頭で咀嚼しないとマスコミの思う壺となる。最近は特にそうだ。

それでは、また。

  • 09年04月24日 08時22分AM 掲載
  • 分類: 8.マスコミ論

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