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「武闘派」は言論弾圧に負けませんよ

潮誌 1999年12月号表紙潮誌に反撃する

 政治の目的は国民の平和で豊かな暮らしです。が、その実現への道は闘いだ、と言ってよいでしょう。

 わたしは、自民党の中で「武闘派」などと呼ばれているそうです。これも自分がいつも政治家として、逃げずに、思うところを主張し、実行してきたからだ、と別に悪口だとはおもっておりません。

 それは、自分が、どのような闘いのなかでも、卑怯な振る舞いに及んだことがない、とおもうからです。政治の世界ですからドロドロしたことは当然あります。でも、そこには自ずからルールがあり、たとえマスコミがなんといおうと、自分が間違ってなければそれでよい、と信じて参りましたし、意見が違う相手とも十分討論でわたりあってきたつもりです。この意味でスジのとおった反論をしてくる野党、というのは尊敬すべき好敵手、の場合も十分ありうるのです。

 しかしながら、公明党/創価学会のわたしへの「闘い」はいささか様相が、ルールが違いました。それは、この学会系3流総合雑誌の「潮」誌(1999年12月号)を見てもらうとわかります。

 この潮誌の記事は、別ページにかかげます。どうぞお読みください。読んでいただけばわかるとおり、敵意丸出しの悪口雑言、という感じの下品な文章です。内容も見当はずれですが、それはあとでいいましょう。

 それより看過できないのは、これです。潮誌の目次をよくごらんください。

雑誌「潮」1999年12月号目次

  すこしでも、こういった文章に詳しい方ならお分かりのとおり、この雑誌は、まあ、原稿料が異例に高いこともあるのですが、結構名の通ったライターがさまざまな問題を執筆しています。

 何人かはわたしも面識がある立派なライター、といっていいでしょう。その中に、さりげなく、しかし大きく、とても大きくわたしのことが書いてあります。「野生動物から学ぶ未来」だの「女性記者が支える転職、福祉記事」などというマジメな記事の見出しのなかに、さりげなく「元恐喝男に支配される白川代議士」などと書いてある。

 実に上手です。他の記事がマジメなら、この記事も「きっとマジメなものだろう」と読む前からおもってしまいかねません。それがこの編集の狙いだ、ということは、文芸同人誌でもPTAの冊子でも編集した経験のある人ならおわかりになるとおもいます。でも、狙いはそれだけではありません。

 総合雑誌、といっても誰もが創価学会系と衆知の「潮」など発行部数はせいぜい数十万部、それも大半は学会員が読む雑誌です。しかし、広告は違います。朝日、毎日、読売はじめ、首都圏では国電..あ、ふるい言い方ですね、正式には「E電」ですか…誰も使いませんねこの呼び方…の中吊りから膨大な広告費をかけて全部出す。ということは、雑誌を読まない人でも広告は見るのです。それこそがこの記事の真の狙いです。

 この雑誌記事のおそるべきお粗末さ、なんか実はどうでもいいのです。

読売新聞掲載の潮誌の広告 一千万部といわれる読売新聞、八百数十万部という朝日新聞、などの媒体におおきく、「元恐喝男に支配される白川代議士」という見出しが掲載され、それが通勤客はじめ、とほうもない数の読者の目にふれること、こそがこの雑誌の目的なのです。つまりこれは雑誌、の形態をとった誹謗文書なのです。頭の良いやり方、といえるでしょう。

 でも、「言論」は自由ですが、もっぱら量で圧倒しようというこのやり方はフェアではありません。編集手法はキタナイやり方だ、とおもいます。ボクシングのグローブの内側に鉄や、毒を隠してなぐりつけるようなもの、です。かっての言論出版弾圧事件は、自分たちに都合の悪い本を、出版段階で圧力をかけてつぶそうとしたものでしたが、これはその逆をいくやり方です。

 わたしは、このような攻撃でビクともするものではありませんが、彼らは、同じやり方を様々な手口で、学会を批判する文化人、新聞人、そして、かっては自分の党や、学会にいた人間にまで向けてきます。わたしが、なぜ公明党と創価学会の「政教分離」を断固として主張するか、は、このような、学会の体質にあります。

 この「おどろおどろしい」記事を、次のページでご紹介します。次ページへ

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